私が勤務していた会社が倒産したのは十数年前のことです。
あの日、突然の「民事再生」の知らせに頭が真っ白になりました。
でも、時間が経って振り返ってみると、
倒産という大きな出来事があったからこそ身についた考え方があります。
それは、
「仕事に振り回されすぎないこと」
です。
この記事では、倒産経験を通して気づいた
働き方の軸がブレなくなる考え方 をお話しします。
倒産で気づいた「仕事はいつでも変わる」という事実
倒産の日、会社は一夜で“いつもの場所”ではなくなりました。
昨日まで普通に回っていた仕事も、
翌日にはすべてが止まり、
社員全員が不安のど真ん中に立たされました。
その時に痛感したのは、
会社は永遠ではない。
仕事はいつでも変わる。
だからこそ、振り回されすぎてはいけない。
ということでした。
あの頃の私は、仕事にすべての時間や気持ちを注ぎ込み、
「会社が続く前提」で働いていました。
でも現実は、どんな会社にも変化は起こります。
だからこそ、
働く側の心の持ち方がとても大切になる と実感しました。
「仕事中心」から「自分中心」へ切り替える
倒産後の手続き、転職活動、将来の不安…。
いろいろありましたが、静かに気づいたことがあります。
それは、
人生の中心は“仕事”ではなく“自分”だ ということ。
会社は変わる。
仕事は変わる。
でも、自分だけはずっと自分です。
だからこそ、
- 無理に背伸びして働かない
- 自分の体力や気力を大切にする
- 仕事のために生きるのではなく、生活を守るために働く
こうした働き方に切り替えることで、
心がぐっと軽くなりました。
仕事に振り回されないための3つの考え方
① 仕事は大切だけれど、すべてではない
倒産後の手続きに追われながら思ったのは、
仕事以外にも大事なことがたくさんある ということです。
家族のこと、健康、時間、お金、自分の気持ち。
これらを犠牲にすると、どんな働き方も続きません。
仕事は人生の一部であって、中心ではありません。
② 自分の“軸”を持つと迷わなくなる
転職活動をするとき、
「どんな働き方をしたいのか?」
を言語化したことで、道が自然と決まりました。
- 無理しない働き方をしたい
- 人間関係は穏やかなほうがいい
- 自分のペースで学べる環境がいい
こうした“軸”があると、会社が変わっても焦りません。
軸がある人は、仕事に振り回されにくいのです。
③ 仕事に「依存しすぎない」ほうが強くなる
倒産したとき、強く感じたのは、
「会社に依存しすぎないほうが、むしろ安心だ」ということです。
- スキルや知識を少しずつ蓄える
- 自分の市場価値をゆるく把握しておく
- ひとつの会社に人生を預けすぎない
こうした姿勢は、働き方の“逃げ道”をつくります。
逃げ道があると、心に余裕が生まれます。
余裕があると、仕事にも前向きに向き合えます。
倒産はつらい。でも、働き方を見直す大きなきっかけになる
倒産は、正直とてもつらい出来事でした。
不安・焦り・怒り・恥ずかしさ…。
いろんな感情が押し寄せました。
でも、あの経験があったからこそ今の働き方があります。
- 自分を大切にする働き方
- 無理をしない働き方
- 気持ちに余白のある働き方
- 「会社に振り回されない」働き方
あのときの自分に言うなら、
「大丈夫。仕事はなんとかなるし、人生は続くよ」
と言いたいです。
まとめ:仕事に振り回されないと、働き方は楽になる
倒産は誰にでも起きる可能性があります。
でも、倒産が人生を壊すわけではありません。
大切なのは、
会社ではなく“自分の軸”で働くこと。
- 仕事は変わる
- 会社も変わる
- でも、自分は自分
この感覚があるだけで、働き方は驚くほど軽くなります。
あなたも、どうか無理をせずに。
“自分を中心にした働き方” を選んでいきましょう。
