【倒産体験記】①はじめに

倒産体験記

はじめまして、とほ夫です。

今から10年以上前のこと。

勤めていた会社が、ある日突然、倒産しました。

私は100年近く続く老舗メーカーの営業部に所属し、勤続年数は10年を超えていました。

「このまま定年まで勤めるだろう」

何の疑いもなく過ごしていた30代後半。

そんなある日、突然突きつけられた衝撃の現実――倒産。

不安や絶望、そして経営陣への怒り。

さまざまな感情が入り混じり、現実から逃げ出したい気持ちでいっぱいになりました。

ゆるく生きていた私の人生において、それはまさに一大事件でした。

このブログにたどり着いたということは、あなたの会社も倒産した、あるいは倒産の危機にあるのかもしれませんね。

でも、まず最初にお伝えしたいのは――

この経験は、人生の大きなチャンスにもなり得るということです。

あの頃の悶々とした日々も、いまでは飲み屋で笑い話にできる“てっぱんネタ”。

時間が経てば、つらい出来事もきっと糧になる。

このブログでは、そんな私の体験をもとに、少しでもみなさんの心が軽くなり、前を向けるきっかけになればと思い、書き始めます。

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